アメリカで平均年収が高い州ランキング

アメリカで平均年収が高い州ランキング エンタメ

アメリカの州別平均年収は、上位3州がほとんど横並びです。1位と2位の差は年144ドル。日本円にすればわずかな額で、順位をつけること自体にあまり意味がない距離です。

使うのは、米国労働統計局のQCEW(雇用・賃金四半期センサス)の2025年年平均です。雇用保険の適用を受ける事業所が届け出た賃金をもとに集計された統計で、州ごとの平均年間賃金が公表されています。

※対象は雇用保険の適用を受ける雇用者で、自営業者は含まれません。賃金は事業所の所在地で集計されるため、住んでいる場所ではなく働いている場所の数字です。所有形態(連邦・州・地方・民間)をすべて含む合計。コロンビア特別区は州ではないため順位の対象から外し、まとめで触れています。

順位 州 平均年間賃金 平均週給 前年からの伸び 雇用者数
1位 マサチューセッツ州 100,085ドル 1,925ドル +4.1% 363万4,042人
2位 ニューヨーク州 99,941ドル 1,922ドル +5.1% 979万1,529人
3位 ワシントン州 99,675ドル 1,917ドル +4.9% 360万1,662人
4位 カリフォルニア州 96,963ドル 1,865ドル +5.2% 1,821万0,243人
5位 コネチカット州 90,982ドル 1,750ドル +4.0% 169万1,734人
6位 ニュージャージー州 86,247ドル 1,659ドル +3.5% 428万2,851人
7位 コロラド州 84,153ドル 1,618ドル +4.8% 289万1,626人
8位 メリーランド州 81,539ドル 1,568ドル +3.3% 275万4,961人
9位 ニューハンプシャー州 80,892ドル 1,556ドル +4.5% 68万9,026人
10位 バージニア州 80,093ドル 1,540ドル +3.1% 414万9,424人

11位以下は、イリノイ州80,038ドル、テキサス州77,964ドル、ミネソタ州76,940ドル、デラウェア州75,665ドル、アラスカ州75,391ドルと続きます。

全米平均は78,720ドル。これを上回るのは50州のうち11州だけで、上位10州にイリノイ州を加えた顔ぶれです。

1位 マサチューセッツ州:100,085ドル

50州で唯一、平均年間賃金が10万ドルを超えました。平均週給は1,925ドル、前年からの伸びは+4.1%です。

とはいえ2位ニューヨーク州との差は年144ドル、率にして0.14%しかありません。雇用者数は363万4,042人です。

2位 ニューヨーク州:99,941ドル

1位との差は144ドル。10万ドルにはあと59ドル届きませんでした。

前年からの伸び+5.1%はカリフォルニア州に次いで50州で2番目に大きい数字です。雇用者数979万1,529人は全米4位でした。

3位 ワシントン州:99,675ドル

2位との差は266ドル。上位3州は10万ドルの前後に並んでおり、1位と3位の差でも410ドルしかありません。

前年からの伸びは+4.9%。雇用者数360万1,662人はマサチューセッツ州とほぼ同じ規模です。

4位 カリフォルニア州:96,963ドル

3位との差は2,712ドル。ここで初めて差らしい差が開きます。

前年からの伸び+5.2%は50州で最も大きい数字でした。雇用者数1,821万0,243人は全米最多で、2位テキサス州の1,410万9,957人を大きく上回ります。

5位 コネチカット州:90,982ドル

平均年間賃金が9万ドルを超えた5州の、いちばん下がこの州です。前年からの伸びは+4.0%。

雇用者数169万1,734人は、上位10のなかでニューハンプシャー州に次いで少ない数字でした。

6位 ニュージャージー州:86,247ドル

5位コネチカット州との差は4,735ドル。前年からの伸び+3.5%は上位10のなかでは小さいほうです。

雇用者数は428万2,851人でした。

7位 コロラド州:84,153ドル

前年からの伸び+4.8%は、上位10のなかでカリフォルニア・ニューヨーク・ワシントンに次いで4番目に大きい数字です。

平均週給1,618ドル、雇用者数289万1,626人。

8位 メリーランド州:81,539ドル

前年からの伸びは+3.3%で、上位10のなかではバージニア州に次いで小さい数字です。

雇用者数275万4,961人。隣接するコロンビア特別区の平均年間賃金は128,901ドルで、この州の1.58倍あります。

9位 ニューハンプシャー州:80,892ドル

雇用者数68万9,026人は上位10のなかで最も少なく、4位カリフォルニア州の26分の1です。

前年からの伸びは+4.5%。人口規模の小さい州が上位10に入っているのは、この州だけでした。

10位 バージニア州:80,093ドル

11位のイリノイ州(80,038ドル)との差はわずか55ドル。年収にして1万円に満たない差で、上位10に入るかどうかが決まっています。

前年からの伸び+3.1%は上位10のなかで最も小さい数字でした。雇用者数414万9,424人。

まとめ

全米平均は78,720ドルで、前年から4.1%上がりました。中央値のあたりを見ると、25位がテネシー州の70,409ドル、26位がネバダ州の69,776ドルです。

最も低いのはミシシッピ州の53,223ドル。1位マサチューセッツ州の53%にあたり、上下で1.88倍の開きがあります。

州ではないため対象から外したコロンビア特別区は128,901ドルで、1位マサチューセッツ州の1.29倍。どの州よりも高い数字です。

前年からの伸びが大きかったのはカリフォルニア州+5.2%、ニューヨーク州+5.1%、ワシントン州・アラスカ州・ハワイ州が+4.9%。小さかったのはノースダコタ州とルイジアナ州の+2.9%でした。

上位10州の雇用者を合わせると5,169万7,098人で、50州合計1億5,499万0,718人の33.4%にあたります。

最後に、旧版のこの記事との違いを書いておきます。旧版の順位は1位マサチューセッツ、2位ニューヨーク、3位カリフォルニア、4位ワシントン、5位コネチカット、6位ニュージャージー、7位メリーランド、8位バージニア、9位コロラド、10位イリノイでした。

この統計では3位ワシントン・4位カリフォルニアで入れ替わり、7位コロラド・8位メリーランド・10位バージニアとなります。そして旧版が10位に入れたイリノイ州は11位で外れ、代わりにニューハンプシャー州が9位に入りました。上位10のうち9州は旧版と同じ顔ぶれで、この記事に関しては旧版の並びも実態からそう遠くありません。

この記事の数値は、次の統計から集計しています。

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