アジアで犯罪率が高い国ワースト10

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1位:アフガニスタン(治安リスクが極めて高いとされる国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の1位として挙げられやすいのが、アフガニスタンです。ここでいう“犯罪率”は単純な統計順位というより、武装衝突・誘拐・強盗・テロ関連事案などが重なり合うことで、渡航者が被害に遭う確率と被害の深刻度が上がりやすいという意味合いが強めです。特に都市部でも状況が急変しうる点が、旅行先としてのリスク評価を押し上げています。

国土は約65万平方kmと日本(約37.8万平方km)より広く、山岳地帯が多い内陸国です。人口は約4,000万人規模とされ、首都はカブール。広い国土に対してインフラや行政サービスが十分に行き届きにくい地域もあり、「何か起きたときに助けを得にくい」こと自体が治安リスクの一部として認識されています。

犯罪の中でも旅行者・滞在者が直面しやすいとされるのは、誘拐、武装強盗、検問を装った恐喝、詐欺、車両移動中のトラブルなどです。一般的なスリや置き引きといった軽犯罪ももちろん起こり得ますが、アフガニスタンの警戒点は、事件が発生した場合の終わり方が深刻になりやすいこと。情勢の影響で治安機関の統制が地域により異なり、また武装勢力・部族社会・利害関係が複雑に絡むことで、トラブルが「個人間の揉め事」で収まらないケースが懸念されます。

また、犯罪発生率を国際比較する際に論点になるのが、統計の整備状況と被害申告のされ方です。アフガニスタンの場合、事件が表に出にくい(届出が難しい/控えられる)状況が起こり得るため、数字が低く見えたとしても安全を意味するとは限りません。むしろ各国の渡航安全情報等では、「突発的な治安事案が起きやすい」「標的型の事件(誘拐等)が懸念される」といった定性的な評価が重く扱われがちです。

経済面では、平均年収や地価といった指標も地域差が大きく、安定的に把握しづらいのが実情です。ただ、治安リスクの文脈で重要なのは、失業や貧困、物価変動、地下経済の存在などが、窃盗・恐喝・密輸といった犯罪温床になりやすい点。さらに、主要産業としては農業(小麦、果物、ナッツ類など)や資源分野が語られますが、情勢不安は物流・雇用を不安定化させ、地域社会の緊張を高める要因にもなります。

一方で、アフガニスタンは本来、文化・景観資源に恵まれた土地です。古くからシルクロードの要衝として栄え、イスラム文化圏の歴史が色濃く残ります。観光スポットとして名が挙がることの多いバーミヤン渓谷(歴史的背景で知られる地域)をはじめ、山岳の雄大な風景や市場文化など、魅力そのものは少なくありません。グルメも、米料理や肉料理、香辛料を使った煮込みなど、中央アジア~南アジアの食文化が交差する味わいが特徴です。

しかし本記事タイトルの主眼は「犯罪率(治安リスク)」であり、アフガニスタンが1位に置かれやすい理由は、魅力があるかどうかではなく、“安全確保の難度”が突出して高い点にあります。治安の良し悪しが地域・時期で大きくぶれ、移動ルートや滞在先の選択一つでリスクが跳ね上がる――この不確実性の大きさこそが、総合評価で「最注意」とされがちな背景です。

2位:イラク(犯罪に加え情勢要因が治安リスクを押し上げやすい国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の2位として名前が挙がりやすいのがイラクです。イラクについて語られる“犯罪率”は、単純に窃盗や強盗の多寡だけで決まるものではなく、政治情勢・武装勢力・地域対立などの不安定要因が、日常犯罪のリスクと重なって評価されやすい点が特徴です。つまり「街中の軽犯罪に気をつければOK」というより、突発的に状況が変わる可能性を含めた“治安上のハードル”が高い国、と理解されがちです。

国土面積は約43.8万平方kmで、日本よりひと回り大きい規模。人口は4,000万人超とされ、首都はバグダッドです。主要都市が点在しつつも、砂漠・河川(チグリス川、ユーフラテス川流域)・国境地帯など地理的条件が多様で、地域ごとに安全環境の差が出やすいのが現実です。「国として一括りに安全・危険を断定しにくい」こと自体が、渡航安全情報などで慎重な評価につながりやすいポイントでもあります。

犯罪類型としては、一般的な窃盗、車上荒らし、強盗、詐欺に加え、文脈によっては誘拐、恐喝、武装集団が絡む事件といった深刻なリスクも語られます。観光地のスリ対策のような“旅行者あるある”も重要ですが、イラクで特に意識されるのは、事件の背景が個人犯罪にとどまらない可能性です。検問・デモ・衝突などの情勢要因が絡むと、巻き込まれリスクが一気に上がるため、一般旅行の難度は高めと見なされやすいでしょう。

また、国際比較の難しさという点では、イラクも例外ではありません。犯罪統計は国・地域で整備状況が異なり、さらに被害届を出しにくい環境や、そもそも申告が控えられるケースがあると、数字は実態を反映しにくくなります。そのため治安リスクの評価では、件数の多寡だけでなく、「治安機関へのアクセス」「事件後の救済の得やすさ」「不測の事態の起こりやすさ」といった定性的な観点が重く扱われがちです。

地価や平均年収などの生活指標は、首都バグダッドや石油関連地域、比較的安定しやすいとされるエリアなどで差が出ます。イラク経済を語るうえで外せないのが石油産業で、輸出と国家財政への依存度が高い一方、雇用が社会全体に十分波及しない局面では、失業・格差・地下経済が治安不安と結びつきやすいと指摘されることがあります。こうした経済構造が、窃盗や恐喝、密輸といった犯罪の温床になり得る点も、治安リスクの議論で触れられやすい部分です。

観光という視点で見ると、イラクは本来、歴史資源が非常に強い土地です。古代メソポタミア文明に連なる地域であり、バビロン遺跡をはじめ、宗教都市として知られるナジャフカルバラーなど、文化・信仰・歴史が折り重なるスポットが点在します。食文化も魅力があり、米や肉を使った料理、香辛料の効いた煮込み、パン類など、周辺地域とつながる中東らしい味わいが楽しめるとされます。

ただし本記事のテーマは「犯罪率(治安リスク)」であり、イラクが2位に置かれやすい背景は、観光資源の多寡ではなく、治安の上下動が起こり得ること、そして万一の際のリスクが大きくなりやすいことにあります。地域差が大きい分、「安全そうに見える局面」でも情勢が変われば前提が崩れる可能性がある――この不確実性の高さが、総合的な治安リスク評価を押し上げる要因として語られがちです。

3位:パキスタン(地域差が大きく、犯罪リスクと治安事案が重なりやすい国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の3位として挙げられやすいのがパキスタンです。ここでのポイントは、スリや強盗といった一般犯罪だけでなく、地域や時期によっては治安事案(テロ、武装集団の活動、宗派対立に伴う緊張、デモの激化など)が重なり、“安全な移動・滞在そのものの難度”が上がりやすい点にあります。つまり、単純な犯罪件数の多寡以上に、地域差と情勢変化の影響が大きい国として評価されがちです。

国土面積は約88.2万平方kmと日本の2倍以上。人口も2.4億人規模と非常に大きく、首都はイスラマバード、経済の中心はカラチ、文化・歴史都市としてラホールなどが知られます。これだけの規模と多様性があるため、「国全体を一括りにして安全・危険を断定しにくい」のが実情です。大都市でも比較的管理が行き届くエリアがある一方、国境地帯や山岳部などでは治安機関の目が届きにくいとみなされる地域もあり、このギャップが治安リスク評価を難しくしています。

旅行者・滞在者が注意すべきとされる犯罪類型は、都市部でのスリ、ひったくり、置き引き、車上荒らしといった軽犯罪に加え、状況次第では強盗、恐喝、詐欺など。さらに、パキスタンが「治安リスク」として語られやすい要因には、標的型の事件(外国人が狙われる可能性を含む)や、群衆・デモへの巻き込まれが挙げられます。事件が起きたとき、単なる金銭被害で終わりにくい(身柄拘束・移動不能・周辺の緊張激化など)と見なされる点が、他国の「観光地の置き引き注意」とは質的に違うところです。

一方で、犯罪発生率の国際比較はパキスタンでも簡単ではありません。統計の整備状況や、被害届を出す文化・手続きの負担、地域の慣行などによって、表に出る数字がぶれます。そのため、渡航安全情報や治安リスク評価では、件数だけでなく「事件後に救援を得やすいか」「移動経路の安全を確保しやすいか」「突発的な規制・閉鎖が起きるか」といった定性的な条件が重視されがちです。

経済面では、平均年収や地価は地域差が大きく、特に大都市圏(カラチ、ラホール、イスラマバード周辺)では住宅事情や生活コストの上振れが起こりやすい一方、地方では雇用機会が限られる地域もあります。こうした格差は、窃盗・強盗などの動機になり得ると語られやすいポイントです。産業としては、繊維産業(綿花・縫製)が輸出の柱として知られ、農業(小麦、米、サトウキビ)も重要。さらにカラチは港湾都市として物流の要衝であり、都市の規模が大きいぶん、非公式経済や詐欺的商取引が入り込む余地も指摘されることがあります。

観光資源に目を向けると、パキスタンは本来「危険」という言葉だけでは括れない魅力を持つ国です。ラホールの歴史建築群(城塞やモスクなど)に代表されるイスラム文化の厚み、北部の山岳地帯に広がる雄大な自然景観など、惹きつける要素は多彩です。食の面でも、スパイスの効いた肉料理や米料理、炭火焼き、濃厚なカレー系の味わいなど、南アジアらしい“力強いグルメ”が特徴で、都市部では食文化の多様性も感じやすいでしょう。

ただし本記事タイトルが焦点を当てるのは「犯罪率(治安リスク)」です。パキスタンが3位に置かれやすい背景は、観光の魅力の不足ではなく、地域差が極めて大きいこと、そして一般犯罪と治安事案が同じ地図上に存在し得ることにあります。訪問先の選定、移動の設計、最新情報の更新次第で体験が大きく変わる――この不確実性の大きさこそが、“治安リスクが高い”と評価されやすい理由と言えるでしょう。

4位:バングラデシュ(都市部の軽犯罪に加え、不安定要因が治安リスクを押し上げがちな国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の4位として挙げられやすいのがバングラデシュです。評価のポイントは、犯罪統計の“数字”そのものというより、首都圏を中心に軽犯罪が起きやすい環境に加え、デモや政治的な集会、社会的な緊張が治安リスクに重なりやすい点にあります。観光客が遭いやすい被害(スリ・ひったくり等)と、突発的な混乱(交通遮断、衝突の拡大など)が同じ都市空間で起こり得る――この「日常の注意」と「情勢由来の注意」を同時に求められやすいところが、治安面の評価を難しくしています。

国土面積は約14.8万平方kmと日本の4割弱で、比較的コンパクトな国です。一方、人口は約1.7億人規模と非常に多く、人口密度は世界でも高い部類に入ります。首都ダッカは経済・行政の中心で、人の流れと交通量が集中しやすい都市。こうした高密度な都市環境は、混雑に紛れたスリや置き引き、スマホのひったくり、バイクを使った窃盗などが発生しやすい土壌になりがちです。さらに渋滞や混乱が常態化しやすいと、「追跡や通報がスムーズに進まない」状況も起こり得て、体感治安の不安につながります。

旅行者・滞在者が警戒しやすい犯罪類型としては、スリ、置き引き、ひったくり、強引な客引きや詐欺的な請求などが代表的です。また、移動時には人が多い場所(バスターミナル、市場、駅周辺)ほど貴重品が狙われやすく、夜間や人通りの少ない道では強盗リスクが相対的に上がると見られます。加えてバングラデシュの場合、犯罪そのものに加えて、デモ・ストライキ(ハルタル)・集会などが発生すると、交通が麻痺したり、偶発的な衝突に巻き込まれたりする懸念が語られがちです。これは「観光地で財布に気をつける」という次元を超えて、行動範囲や移動計画そのものに影響する“治安リスク”として扱われます。

国際比較の観点では、バングラデシュも例外なく「統計の取り方」「被害届の出しやすさ」「認知件数のカウント方法」によって見え方が変わります。数字が低く出ても安全を意味しない一方、数字が高く見えても都市の人口規模・密度の影響を受けます。そのため実務的には、件数よりも「混雑環境での犯罪機会の多さ」「事件後の対応の取りやすさ」「突発的な混乱の起こりやすさ」といった定性的な条件が、治安リスク評価で重視されやすい国と言えるでしょう。

経済面では、バングラデシュは縫製・繊維(アパレル)産業が輸出の柱として知られ、都市部には工業・物流・商業が集積しています。平均年収や地価は、ダッカなど主要都市と地方で差が出やすく、都市部では住宅コストが上がりやすい一方で、雇用の質や賃金水準は一様ではありません。こうした所得格差・人口集中・若年層の雇用不安は、窃盗や詐欺の温床になり得る要因として言及されることがあります。治安の議論では、「貧困=犯罪」と短絡せずとも、生活の不安定さが軽犯罪の誘因になりやすいという現実的な見立てが背景にあります。

一方で、バングラデシュは“危険”という言葉だけで語り切れない魅力も持ちます。世界最大級のマングローブ林に広がるシュンドルボン(自然景観)、海岸リゾートとして知られるコックスバザール、そして川と共にあるベンガル文化の生活風景など、独自性のある観光資源が点在します。グルメでは、魚介を使った家庭料理やカレー、豆(ダール)や米を中心にした食文化が特徴で、香辛料の使い方は南アジアらしくも、ベンガルならではの“やさしい旨味”が感じられる料理も多いとされます。

ただし本記事の焦点は「犯罪率(治安リスク)」です。バングラデシュが4位に置かれやすいのは、観光資源の有無ではなく、人口密度の高い都市部で起こりやすい軽犯罪リスクに加え、社会・政治の不安定要因が行動の自由度を下げやすい点が重なって見られやすいからです。つまり「注意して歩けば大丈夫」という話だけではなく、都市の混雑・移動の不確実性・突発的な混乱まで含めてリスクを織り込む必要がある――その総合点が、治安リスク評価を押し上げがちな背景になっています。

5位:ミャンマー(政情不安と地域差が“犯罪リスク”を増幅させやすい国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の5位として挙げられやすいのがミャンマーです。ミャンマーの治安が語られるとき、注意点は“単純な犯罪件数の多さ”というより、政情不安・武力衝突・統治の揺らぎが、日常犯罪のリスクや移動リスクを一段押し上げやすいところにあります。観光地でのスリ対策だけでは完結しにくく、地域・時期によって安全環境が変わり、予測が立てにくいことが、治安リスク評価で重く見られがちです。

国土面積は約67.6万平方kmで日本より広く、人口は5,000万人台とされます。首都はネピドーですが、経済・人の流れの中心は最大都市ヤンゴン。広い国土に山岳部や国境地帯が多く、都市圏と地方・国境地域で状況が分かれやすい構造です。この「一枚岩ではない地理と社会」が、国全体を一括りにして安全・危険と断定できない難しさにつながっています。

犯罪類型として旅行者・滞在者が想定しやすいのは、都市部や観光導線でのスリ、置き引き、ひったくり、詐欺的な請求、両替・取引トラブルなどです。加えて、情勢の影響を受けやすい局面では、検問・通行規制・デモ・衝突といった“犯罪に限らない危険要因”が発生し得ます。ミャンマーが「治安リスク」として扱われやすいのは、こうした不確実性があるために、仮に軽犯罪の注意を徹底しても、移動や滞在の前提そのものが崩れる可能性が残る点です。

また、国別の犯罪率比較を難しくする要素として、統計整備状況、被害届の出しやすさ、当局対応への期待値があります。事件が起きても表に出にくい/相談を控える状況があると、数字が低く見えても安全とは言えません。治安リスク評価では、認知件数以上に「トラブル時の救援にアクセスできるか」「移動制約が突然かかるか」「夜間の行動自由度が確保できるか」といった実務的条件が重視されやすい国です。

経済面では、平均年収や地価の“安定した把握”が難しい局面があることも特徴です。ヤンゴンなど都市部では、商業地や人気エリアほど地価・家賃が上がりやすい一方、景気や制度の揺れがあると生活コストと所得のバランスが崩れ、盗難・詐欺などの軽犯罪の誘因が増えやすいと見なされます。産業としては、衣料品などの縫製産業、農業(米・豆類など)、資源関連が語られますが、外貨や輸入品の不安定さは市民生活に直結し、結果として治安不安の“下地”になり得ます。

一方でミャンマーは、文化・観光資源が非常に豊かな国でもあります。代表格は、遺跡と仏塔が平原に広がるバガン、金色の仏塔が象徴的なシュエダゴン・パゴダ(ヤンゴン)など。水上集落や独特の生活文化が見られるインレー湖も、ミャンマーらしさを体感できる場所として知られます。食の面では、米を中心に、麺料理や発酵茶葉を使うラペットゥ(茶葉サラダ)、油と香辛料を効かせたカレー系のおかずが日常的で、周辺国とも異なる“素朴さと香りの強さ”が特徴です。

ただし本記事の主眼は「犯罪率(治安リスク)」です。ミャンマーが5位に置かれやすい背景は、観光の魅力が乏しいからではなく、政情・治安の変動が旅行者の安全確保を難しくし、地域差も大きいと認識されやすい点にあります。どこを訪れるか、いつ移動するか、最新情報をどれだけ更新できるかで、体感治安が大きく変わる――この“振れ幅の大きさ”が、総合的な治安リスク評価を上げやすい国と言えるでしょう。

6位:タイ(観光大国ゆえに“旅行者狙いの犯罪”が起きやすい国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の6位として挙げられやすいのがタイです。タイの治安リスクは、戦争状態のような極端な不安定さというより、観光客・短期滞在者をターゲットにした詐欺、スリ、ひったくり、置き引きが“定番リスク”として繰り返し語られやすい点に特徴があります。バンコクやチェンマイ、プーケット、パタヤなど、人気エリアほど人の流れと現金・スマホの携行が増えるため、犯罪者側にとっても「狙いどころ」が作られやすい構造です。

国土面積は約51.3万平方kmで日本よりやや広く、人口は約7,000万人規模。首都はバンコクで、政治・経済・観光の中心が集中します。都市部の交通量や混雑は非常に大きく、ナイトマーケット、繁華街、イベント会場、駅周辺などは人混みに紛れた盗難が成立しやすい環境になりがちです。統計上の犯罪件数の大小にかかわらず、旅行者の体感として「油断すると取られる」「うまい話に乗ると損をする」といった類のリスクが目立ちやすいのが、タイがランキングに入りやすい背景と言えるでしょう。

具体的に注意されやすいのは、まず観光客向けの詐欺です。代表例としては、寺院や観光名所の周辺で「今日は休みだ」と別の場所へ誘導され、宝石店やツアー契約に繋げられるパターン、料金が不透明な移動手段で高額請求されるパターンなどが挙げられます。また、繁華街ではぼったくり、会計トラブル、カード不正利用なども話題になりやすく、夜間ほど判断力が落ちる状況が“被害の入口”になります。さらに、混雑する観光導線ではスリ、ひったくり(特にスマホ)、置き引きが起こり得るため、バッグの持ち方やスマホの扱いだけでもリスクは変わります。

タイの産業は観光の存在感が非常に大きく、都市部では商業・サービス業が厚く、地方には農業・加工業、さらに自動車関連などの製造業集積も知られます。観光が巨大な経済圏を形成する一方で、観光客が集中する場所ほど「短期滞在で通報や追跡を諦めやすい人」が増え、犯罪者にとって“割に合う市場”になってしまう面があります。つまりタイの治安リスクは、国全体の危険度というより、観光都市の局所で、旅行者属性に合わせた犯罪が最適化されやすいことが論点になりがちです。

地価の観点では、バンコク中心部やBTS/MRT沿線、リゾート地の人気エリアほど上昇傾向が語られやすく、ホテルや飲食の価格帯も幅が広いのが特徴です。平均年収は地域・職種で差が大きく、同じ都市でも生活水準のギャップが見えやすい国でもあります。こうした人口集中・観光需要・所得格差が重なると、軽犯罪(窃盗・詐欺)が生まれる余地が増える、という見立てもされます。ただし、これをもって単純に「危険な国」と断じるのではなく、リスクが発生しやすい場面が比較的はっきりしている点は、対策を立てやすい側面でもあります。

観光スポットの厚みはタイの大きな魅力です。バンコクの王宮・寺院群、アユタヤの遺跡、チェンマイの旧市街と寺院、プーケットやクラビのビーチリゾートなど、目的に合わせて行き先を選びやすい国と言えます。グルメも、トムヤムクンやグリーンカレー、ガパオ、ソムタムなど、辛味・酸味・香りが立つ料理が多く、屋台文化の手軽さも強みです。一方で屋台やナイトマーケットのような“楽しい密集空間”は、同時にスリや置き引きが紛れ込みやすい環境でもあるため、観光の魅力と注意点が表裏一体になりやすいのがタイらしさとも言えるでしょう。

総じてタイが6位に置かれやすいのは、治安が一様に崩れているからではなく、観光大国として人とお金が集まる場所が明確で、旅行者を狙った“軽犯罪・詐欺の定番パターン”が成立しやすいためです。夜間の繁華街の歩き方、移動手段の選び方、貴重品管理の徹底――このあたりで体感治安が大きく変わる国として、治安リスクの文脈で語られやすいポジションにあります。

7位:フィリピン(都市部の強盗・詐欺に加え、地域によって深刻度が変わる国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の7位として挙げられやすいのがフィリピンです。フィリピンの治安リスクが語られる際は、スリや置き引きといった軽犯罪が“観光客の生活圏”でも起こり得る一方で、地域によっては武装犯罪・誘拐など深刻度の高いリスクが指摘されるという「振れ幅の大きさ」が特徴になります。国全体が一様に危険というより、滞在エリアの選び方で体感治安が大きく変わる国として、総合評価でランクインしやすい立ち位置です。

国土は約30万平方kmで日本よりやや小さめですが、大小の島々からなる国家で、地理的な分断が生みやすいのが特徴です。人口は約1.1億人規模と東南アジアでも大きく、首都圏のメトロ・マニラに人口と経済機能が集中します。都市の密度が上がり、人の移動が激しくなるほど、ひったくり・置き引き・スマホの盗難のような“機会犯罪”が成立しやすくなるため、観光・出張の導線でも注意が必要だと言われがちです。

フィリピンで旅行者・短期滞在者が警戒しやすい犯罪類型は、スリ、置き引き、ひったくり、強盗に加え、タクシー・配車・両替・買い物に絡む詐欺的な請求など。特に都市部では、繁華街や交通結節点(モール周辺、ターミナル、混雑した通り)で貴重品が狙われやすいとされ、夜間や人通りが薄い場所では強盗リスクが相対的に上がる、という見立てが一般的です。さらに、フィリピンが「治安リスク」として語られやすい理由には、一部地域で誘拐や武装犯罪が話題になりやすいことが挙げられます。こうしたリスクは全国一律ではないものの、「地図上に存在する」こと自体が、渡航判断を慎重にさせる要因になります。

また、犯罪率の国際比較が難しい点はフィリピンも同様で、統計の整備状況、被害届を出すハードル、軽犯罪が表に出る割合などで見え方が変わります。数字が低くても安心材料にならず、逆に高く見えても都市の人口規模や観光客数の影響を受けやすい――この前提のもと、治安リスク評価では「旅行者が狙われやすい型があるか」「事件後の対応を取りやすいか」「エリア格差が大きいか」といった定性的条件が重視されがちです。

経済面では、首都圏を中心に商業・不動産・サービス業が厚く、英語話者の多さを背景にBPO(コールセンター等の業務受託)が主要産業として存在感を持ちます。一方で、平均年収は職種・地域差が大きく、生活コストの上がりやすい都市部で所得格差が可視化されやすいのも特徴です。一般に、観光客や外国人が集まるエリアは現金や高価な持ち物も増えやすく、そこに格差が重なると、窃盗・詐欺といった軽犯罪が“割に合う”環境になってしまう側面がある、と語られます。地価もマニラ首都圏やセブなど都市・リゾートの人気地区ほど上がりやすく、都市の「人とお金の密度」が治安課題と表裏一体になりやすい構図です。

観光資源は非常に強く、ここは他の“高リスク枠”の国々と印象が異なる点でもあります。代表的には、ビーチリゾートのボラカイ、ダイビングで知られるセブや周辺の島々、独特の景観を持つチョコレートヒルズ(ボホール)など、自然を軸にした目的地が豊富です。グルメでは、アドボ(肉の煮込み)やシニガン(酸味のあるスープ)、レチョン(豚の丸焼き)など、米と相性の良い“しっかり味”の料理が多く、屋台や大衆食堂でローカルの空気を感じやすいのも魅力と言えます。ただし、ナイトマーケットや混雑する飲食エリアは楽しい反面、スリ・置き引きが紛れ込みやすい場でもあるため、観光の強みがそのまま注意点にもなりやすいのがフィリピンらしさです。

総じてフィリピンが7位に置かれやすいのは、観光地の魅力が乏しいからではなく、都市部での強盗・詐欺などのリスクが現実的にあり、加えて地域によっては深刻度の高い懸念が“別レイヤー”として存在するためです。滞在エリアの選定、夜間の移動、貴重品管理、移動手段の選び方――このあたりの設計次第で、同じ国でも安全感が大きく変わる国として、治安リスクの文脈で語られやすいポジションにあります。

8位:カザフスタン(都市部での窃盗・詐欺・恐喝など“移動時リスク”が意識されやすい国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の8位として挙げられやすいのが、中央アジア最大級の国土を持つカザフスタンです。ここで言われる治安リスクは、武装衝突のような極端な局面というより、都市部や移動の場面で起こりやすい窃盗・詐欺・恐喝といった「旅行者が現実に遭遇し得るトラブル」が意識されやすいタイプ。特に、慣れない土地での交通機関の利用、両替、タクシー交渉、夜間移動など、行動のスキが出やすい瞬間にリスクが寄りやすいと言われることがあります。

国土面積は約272万平方kmと世界でも上位の広さで、日本の約7倍規模。人口は約2,000万人で、広大な国土に対して人口密度は低めです。首都はアスタナ(旧ヌルスルタン)、最大都市はアルマトイ。都市機能が限られた拠点に集まりやすく、旅行者も「都市間移動」「空港・駅・長距離バス」などを使う機会が増えます。こうした移動の多さが、貴重品管理や手続きの不慣れを通じて、被害リスクを押し上げる要因になり得ます。

具体的に注意が語られやすいのは、スリ、置き引き、スマホや財布の盗難などの軽犯罪です。人が密集する場所ほど機会犯罪が成立しやすいのはどの国でも同様ですが、カザフスタンでは特に、交通結節点(駅・空港・バスターミナル)、繁華街、観光客が集まるスポットで警戒が促されがちです。また、旅行者心理を突く形で、料金の不透明なタクシーや配車を装った詐欺、過剰請求、両替・カード決済絡みのトラブルが話題になることもあります。さらに「恐喝」といっても映画のような大ごとより、言葉や状況の圧で支払いを迫る類のケースが想定され、揉め事を長引かせない判断が安全面で重要になりやすい国です。

犯罪率の国際比較という点では、カザフスタンも例外ではありません。犯罪をどう定義するか、都市と地方の人口分布、被害届を出す文化・手続きの負担によって、数字の見え方は変わります。そのため実務的な治安評価では、統計の順位よりも、「観光客が狙われやすい場面があるか」「トラブルが起きた時に言語・手続き面で不利になりやすいか」といった“現場の摩擦”が重視されがちです。カザフスタンが8位に置かれやすいのは、まさにこの移動・手続き・交渉の局面での注意点が、渡航者目線で語られやすいからだと言えるでしょう。

経済面では、カザフスタンは中央アジアの中でも比較的経済規模が大きく、主要産業として石油・天然ガス、鉱業(ウランなど)、金属が知られます。資源国ゆえに、都市部では開発やビジネス需要が生まれ、エリアによっては不動産(地価)や生活コストが上がりやすい一方、地域差も出やすい構造です。一般に、こうした都市部のコスト上昇と所得格差は、窃盗・詐欺といった軽犯罪の“割に合う場面”を作りやすい、と語られることがあります。平均年収も職種・都市規模で差が出やすく、旅行者が利用するサービス(宿、移動、両替)に価格の幅がある点は、安心材料にも落とし穴にもなり得ます。

観光の魅力は十分にあり、治安リスクの話だけでは語り切れない国でもあります。たとえばアルマトイ周辺では、山岳リゾートのメデウ(高地スケートリンク)シンブラク、自然景観が美しいチャリン・キャニオンなどが知られ、都市滞在と自然体験を組み合わせやすいのが特徴です。アスタナは近未来的な建築が目を引き、計画都市らしい景観を楽しめます。グルメでは、遊牧文化の影響を受けた肉料理が中心で、ベシュバルマク(肉と麺の料理)に代表される「しっかり食べる」食文化が魅力。乳製品や発酵系の飲み物など、中央アジアらしい味にも出会えます。

総じてカザフスタンが8位に入ってくる理由は、「常に危険」というより、都市部・移動時・金銭のやり取りで起こり得る窃盗や詐欺のリスクが現実的で、旅行者は“段取り力”が求められやすい点にあります。観光地の景色や食の魅力を楽しむためにも、貴重品管理、夜間の行動、移動手段の選び方といった基本が、体感治安を左右しやすい国だと言えるでしょう。

9位:モンゴル(首都ウランバートルでの窃盗・酔客トラブルが目立ちやすい国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の9位として挙げられやすいのがモンゴルです。ここでの治安リスクは、武装衝突のような極端なものというより、首都ウランバートル(UB)を中心とした窃盗・ひったくり・置き引き、そして飲酒に起因するトラブル(酔客絡みの揉め事)が「旅行者にも起こり得る現実的なリスク」として語られやすい点にあります。特に夜間は、人通りの少なさや道路環境、移動手段の限られ方が重なることで、単独行動のリスクが上がると見られがちです。

国土面積は約156万平方kmで、日本の約4倍。いっぽう人口は約350万人規模と少なく、人口密度が低い国としても知られます。人口と経済活動は首都ウランバートルに集中しており、都市部に人・モノ・お金が集まる構造は、裏返すと「犯罪機会も都市に寄りやすい」ということ。大草原のイメージが強い国ですが、治安リスクの文脈では「UBでどう動くか」が評価を左右しやすい国です。

旅行者が注意しやすいのは、混雑する場所でのスリや、カフェ・飲食店・ホテルロビーなどでの置き引き、人の流れが切れる場所でのひったくりといった、いわゆる機会犯罪です。狙われやすい場面としては、市場・繁華街・バスターミナル周辺、イベント時の人混み、そして夜に人の出入りが増える飲食エリアなどが挙げられます。またモンゴルの場合、犯罪の“型”としてしばしば言及されるのが、酔客との口論・小競り合いや、場の空気に押される形での金銭トラブルです。財布やスマホの管理だけでなく、「夜に長居しない」「不毛な交渉を続けない」といった判断が、体感治安を分けやすいと言えるでしょう。

犯罪率の国際比較がぶれやすいのは、モンゴルでも同様です。統計の整備状況、被害届の出しやすさ、軽犯罪が表に出る割合によって数字の見え方は変わります。そのため実務的には、件数の大小だけでなく、「旅行者が巻き込まれやすいシチュエーションがあるか」や、「夜間の移動環境(照明、人通り、交通手段)がどうか」といった条件が、治安リスク評価で重く見られがちです。モンゴルが9位に置かれやすいのは、まさにこのUBの夜間行動や移動の難しさが注意点として挙がりやすいからだといえます。

経済面では、モンゴルは鉱業(石炭・銅など)の存在感が大きい国です。資源価格の変動が景気に影響しやすく、都市部では生活コストや物価の振れが意識されることもあります。地価も、首都の中心部と周縁部で差が出やすく、住宅事情の違いが都市の雰囲気を分ける要因にもなります。平均年収は一律に語りにくいものの、都市への人口集中や若年層の雇用環境は、どの国でも軽犯罪の“下地”になり得る論点であり、モンゴルも例外ではありません。

一方で、モンゴルには治安の話だけでは収まらない強い魅力があります。観光スポットとしては、広大な草原で遊牧文化に触れられるテレルジ国立公園、歴史の中心地であるカラコルム(ハラホリン)周辺、そしてゴビ砂漠方面のダイナミックな景観などが代表格。都市滞在と大自然体験の落差が大きく、「世界観が変わる旅」になりやすい国でもあります。グルメは、羊などの肉を中心にした力強い食文化で、ボーズ(蒸し餃子)や肉料理、乳製品・発酵系の飲み物など、遊牧民の暮らしに根差した味が特徴です。

総じてモンゴルが9位に入りやすい理由は、「国中どこでも危険」というより、首都ウランバートルでの軽犯罪(窃盗・置き引き)と、夜間の酔客絡みリスクが“旅行者の生活動線”に近い場所で起こり得るためです。昼の観光や自然体験を安心して楽しむためにも、UBでは夜の動き方・移動手段・貴重品管理といった基本が、他国以上に体感治安へ直結しやすい国だと言えるでしょう。

10位:マレーシア(都市型の軽犯罪が“観光動線”に重なりやすい国)

「アジアで犯罪率(治安リスク)が高い国ワースト10」の10位として挙げられやすいのがマレーシアです。ここでの治安リスクは、武装衝突などの非常事態というより、観光地や都市部でのひったくり、スリ、置き引き、車上荒らしといった“都市型の軽犯罪”が旅行者の行動範囲と重なりやすい点が中心になります。つまり「危険地帯に近づかなければ良い」というより、普通に観光している導線上で起こり得るからこそ注意喚起されやすいタイプです。

国土面積は約33万平方kmで日本よりやや小さめ。人口は約3,300万人規模で、首都はクアラルンプールです。経済の中心が都市部に集中し、ショッピングモール、屋台街、交通結節点(駅・バスターミナル)など「人と現金・スマホが集まる場所」が明確なため、犯罪もまた“人が多い場所ほど機会が増える”形で発生しやすいと言われます。特に大都市圏では、旅行者が地図を見たり写真を撮ったりして注意が外れる瞬間が多く、ひったくりの成立条件が揃いやすいのが実情です。

犯罪類型としてよく語られるのは、まずバイクを使ったひったくりです。歩道側から近づき、バッグやスマホを奪って走り去る手口は、観光客が集まるエリアで注意点として挙がりがちです。次に、混雑したマーケットや繁華街でのスリ・置き引き。短時間の油断(椅子の背にバッグを掛ける、テーブルにスマホを置く、ポケットに財布を入れる)から被害が起きやすいのが、都市観光の“あるある”として認識されています。さらにレンタカー利用や長距離移動が絡むと、車上荒らし(荷物の見える置き方、停車場所)が話題になりやすく、都市観光+移動の両方で注意が必要になりやすい国です。

一方で「犯罪率」の国際比較は、他国同様に単純ではありません。犯罪の定義、認知件数の取り方、被害申告のしやすさで数字は揺れます。そのためマレーシアの場合、統計順位そのものよりも、旅行者目線では“狙われやすい場所とシーンが具体的に想定できる”ことが、治安リスクとして語られやすい背景になっています。

経済面では、マレーシアは東南アジアの中でも産業の厚みがあり、主要産業として製造業(電気・電子分野など)、資源(石油・天然ガス、パーム油等)、そして観光・サービス業が存在感を持ちます。地価はクアラルンプール中心部や交通利便性の高いエリアほど高くなりやすく、都市の発展とともに生活コストの上振れも起こりやすい傾向があります。平均年収は地域差があるものの、観光地では「旅行者が持ち込む購買力」と地域の所得水準のギャップが見えやすく、これが窃盗や詐欺的な商取引が成立する余地を作る、と語られることがあります。

観光資源は非常に豊富で、ここはマレーシアの強みです。クアラルンプールではペトロナスツインタワーを中心に近代都市の景観を楽しめ、歴史地区のマラッカは街歩きの人気スポット。自然派ならボルネオ島の熱帯雨林や、リゾートとして知られるランカウイなど、目的別に行き先を選べます。グルメも魅力が強く、マレー系・中華系・インド系の食文化が交差するため、ナシレマラクササテなど「食べ歩きが旅の目的になる国」と言っても過言ではありません。

ただし、こうしたナイトマーケットや繁華街のにぎわいは、同時にスリや置き引きが紛れ込みやすい環境でもあります。マレーシアが10位に置かれやすい理由は、「国全体が危険」というより、観光大国として人が集まるスポットが明確で、都市型の軽犯罪がその動線上に発生しやすい点にあります。旅の満足度を下げないためにも、貴重品の持ち方、夜間の移動手段、車内への荷物放置を避ける――といった基本動作が、体感治安を大きく左右しやすい国だと言えるでしょう。

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