Excelでのマクロの作成方法と簡単な活用例を紹介

Excelでのマクロの作成方法

Excelのマクロは、繰り返し行う作業を自動化するために大変便利な機能です。この記事では、マクロの作成方法と簡単な活用例を紹介します。まずはマクロの作成方法から見ていきましょう。

1. リボンから「開発」タブを表示

マクロを作成するためには、「開発」タブを表示する必要があります。リボンが表示されていない場合は、Excelのウィンドウの右上にある「▼」ボタンをクリックして「リボンの表示」を選択して表示させましょう。「ファイル」タブから「オプション」を開き、「カスタマイズ リボン」の「開発」タブにチェックを入れて「OK」を押します。

2. マクロの記録を開始

「開発」タブから「マクロの記録」ボタンをクリックして、記録を開始します。「マクロ名」に任意の名前を入力し、「保存先」を選択して、「OK」を押します。

3. 操作を記録

マクロの記録が開始されると、操作が記録されます。行いたい操作を順に行っていきましょう。操作が終わったら、「開発」タブから「マクロの記録」ボタンを再度クリックして、記録を停止します。

4. マクロの確認と実行

記録したマクロを確認するには、「開発」タブから「マクロ」ボタンをクリックします。「マクロ」ダイアログボックスが表示されるので、リストから作成したマクロを選択して「実行」を押すと、マクロが実行されます。

簡単な活用例

それでは、簡単なマクロの活用例として、セルの書式設定を変更するマクロを作成してみましょう。

1. マクロの記録を開始

「開発」タブから「マクロの記録」をクリックして、マクロ名「ChangeFormat」として記録を開始します。

2. セルの書式設定を変更

適当なセルを選択し、「ホーム」タブから「書式」グループ内の「セルの書式設定」をクリックします。「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されるので、「数値」タブから桁区切り記号を使用する設定にし、小数点以下の表示桁数を「2」に設定して「OK」を押します。

3. マクロの記録を停止

マクロの記録が完了したら、「開発」タブから「マクロの記録」を再度クリックし、記録を停止します。

4. マクロを実行して確認

他のセルを選択してから、「開発」タブから「マクロ」ボタンをクリックし、「ChangeFormat」という名前のマクロを選択して「実行」を押します。選択したセルの書式が変更されることを確認しましょう。

以上が、Excelでのマクロの作成方法と簡単な活用例の紹介です。繰り返し行う操作をマクロに登録しておくことで、作業効率が大幅に向上します。ぜひ試してみてください。